【モーサテ早読み】デリスキング時代、日本企業の「ルール」はどう変わった? 経済安全保障が企業統治の中心に(10/20 プロの眼)

10月20日(火)朝の、テレビ東京「Newsモーニングサテライト」(略称「モーサテ」、番組の公式ページ)の文字起こしから、後半のコーナー「プロの眼」(ゲストは北村エコノミックセキュリティの北村滋さん。テーマは「デリスキング時代における企業制度改革の本質」)を中心にまとめました。そのほかのゲストの話は、担当分野ごとに整理しています。

文字起こしの誤りは、文脈と、番組の公式ページ(「解説は〇〇氏」)で確認して直し、末尾の「補正メモ」にまとめました。確度の低いものは、違っているかもしれません。なお、文字起こしでは、同じコーナーの内容が2回入っていたため、重なっている部分は1つにまとめています。

📌 今日の要点

  • 「デリスキング」とは、特定の国への過度な依存を減らしつつ、その国との関係自体は保っていく、という考え方です。価格と効率だけで動いてきた、グローバル化の経済への見直しから生まれました。
  • 北村さんは、この考え方が、国どうしの話から、企業の「統治(ガバナンス)」の中に入ってきたことが、2026年の大きな変化だと言います。
  • その具体的な形が、今年出た3つのルールです。①経済安全保障経営ガイドライン(1月)、②改訂版コーポレートガバナンス・コード(7月)、③企業買収における行動指針のQ&A(7月30日)。
  • 共通するのは、「有事」を前提に、経営のトップが関わること。サイバー攻撃、サプライチェーン(部品や原料の調達網)、技術情報の漏えいは、現場の担当者だけの問題ではなくなりました。
  • 前半の市場では、フランスのデモの一部が暴徒化し、フランスの長期金利が上昇。その流れで米国の長期金利も上がりました。
  • ニュースでは、H3ロケット10号機が、火星衛星探査機「MMX」を打ち上げ、探査機の分離と、予定の軌道への投入に成功しました。

🔎 プロの眼:デリスキング時代における企業制度改革の本質(北村滋さん)

北村さんは、政府の元国家安全保障局長で、現在は北村エコノミックセキュリティの代表です。

① 「デリスキング」とは

  • 言葉自体は、最近のものではありません。2023年に、グローバル化への対比として生まれました。
  • いま私たちが経験している、経済制裁、レアアース(希少な鉱物)の輸出規制、海峡をめぐる緊張などで、「価格と効率だけを優先してきたグローバル経済」の弱さが見えてきました。その中で出てきた言葉です。
  • 2023年に、EUの経済安全保障戦略と、広島G7サミットの「経済的強靱性・経済安全保障」に関する声明の中で、登場しました。
  • 2026年は、これが、国際政治の議論にとどまらず、企業のコーポレートガバナンス(企業統治)の中に入ってきた点で、日本にとって重要な年になった、とのことです。

② 今年出た3つのルール

ルール出た時期北村さんが挙げたポイント
経済安全保障経営ガイドライン1月キーワードは「自律性」と「不可欠性」。中長期の視点と、トップによるガバナンスの徹底
2026年改訂版 コーポレートガバナンス・コード7月持続的な成長と中長期の企業価値向上のため、R&Dや人への投資、そして有事を想定した経営資源の配分
「企業買収における行動指針」のポイント・Q&A7月30日M&Aの判断に、サプライチェーンの脆弱化や情報漏えいの観点を入れる。株主への説明責任

③ 経済安全保障経営ガイドライン:「自律性」と「不可欠性」

  • 自律性:企業が、事業をどれだけ止めずに続けられるか。制裁、レアアースの規制、海峡の問題などが起きても、稼働を続けられる備えのことです。経営のトップ自身が関わることが大事、とされました。
  • 不可欠性:企業が持つ、自社ならではの優位性をどう維持するか。特に「クラウンジュエル」(企業にとって最も大事な技術や資産)を見える形にして、守ることが、企業の継続的な発展のために重要とのことです。
  • インシデント(情報漏えいや不正アクセスなど)への対応は、これまで「現場の対応」と考えられてきました。けれども、いまは企業経営に直結するため、現場の担当者に判断をゆだねず、トップが関わるべきだ、という考え方です。(この日のニュースでは、ジェトロが不正アクセスを受け、ホームページを一時停止している、と伝えられました。)

④ コーポレートガバナンス・コード:「攻めのガバナンス」

  • このコードは、日本企業の価値を、目に見える形で高めてきたものとして、海外の投資家からも評価が高い、とのことです。
  • 改訂版では、持続的な成長のために、R&D(研究開発)や人的資本への投資の重要性が、書かれています。
  • 北村さんが注目したのは、経営資源の配分です。「有事を想定して、中長期でどこに投資するか」を考えることが、経済安全保障の指針ともつながってくる、という見方です。
  • サイバーセキュリティについては、「脆弱性(弱点)は、次々に見つかり、修正プログラム(パッチ)も積み上がっていく」状況の中で、どの部分を止めて、どの部分を続けるか。パッチの優先順位をどうつけるかを、人が判断することが問われている、と説明しました。
  • 取締役会が、サイバーのリスク、サプライチェーンのリスク、技術情報の漏えいのリスクを視野に入れ、内部統制をしていくことが、文書に書かれたこと自体が重要、との評価です。

⑤ 企業買収における行動指針:M&Aにも「安全保障」

  • M&Aは、これまで「キャピタル(資本)のゲーム」として、数字で判断する世界と見られてきました。
  • 今回の指針では、M&Aによって、サプライチェーンが弱くなる、情報が漏れるといった観点も、判断に入れることが、書かれています。経済安全保障の考え方が、M&Aの分野にも広がってきた、という見方です。
  • もう1つは、株主に対する説明責任です。プラス面もマイナス面も、できるだけ数字で示す必要があります。

⑥ 日本企業の経営層、そして個人投資家へ

  • 3つとも、今年出たばかりで、経済安全保障という概念自体も、新しいものです。ただ、北村さんがコンサルティングをする中では、センシティブな情報を扱う企業ほど、問題意識は強い、と実感しているそうです。
  • 個人投資家が、「デリスキングに対応できている企業」を見分けるには、株主総会での説明や、各企業の施策を見ることを挙げました。「どこに投資し、どの方向で経営していくのか」を深く見ることが大切で、これは企業のアカウンタビリティ(説明責任)にもつながる、との話でした。

📈 前日のNY市場(10/19)

項目動き
NYダウ続落。36ドル安の5万1,966ドル
ナスダック反発。290ポイント高の2万6,430
S&P500反発。31ポイント高の7,698(読み上げが2回で違い、2回目を採用)
セクター一般消費財が2%超の上昇。公益や不動産は下落
10年債利回り5.14%台(聞き取りが不確か)。2年債は4.77%台
為替ドル円は158円50銭台
原油・金NY原油先物は8日続伸、およそ1か月ぶりの水準。金先物は3日ぶりに反落
日経平均先物大阪取引所の夜間取引は6万4,840円。シカゴは6万4,705円
  • 欧州の金利上昇が、米国に波及:フランスで、物価高対策や教育環境の改善を求めるデモの一部が暴徒化し、政治や財政の不安が高まりました。フランスの長期金利が上昇し、米国の10年債利回りも上がりました。
  • AI関連株に買い戻し:先週広がっていたAI関連の財務不安が、ひとまず収まり、ハイテク株に買いが入りました。ナスダックは一時470ポイント上昇しました。
  • アマゾンは約5%の上昇(モルガン・スタンレーが目標株価を引き上げたことが追い風)。一方、ウェルズ・ファーゴやJPモルガンなど、大手金融は、金利の上昇で資金の流れが細るとの見方から、下落しました。
  • フランス:10年債の利回りが5%近辺まで上昇。ドイツ国債との利回り差は、一時1.48ポイントと、2012年のユーロ危機当時の水準まで広がりました。当局は、パリの一部の地域や、リヨンなどで、夜間の外出禁止令を出した、と報じられています。

👥 今日のゲストと、担当の分野

ゲスト所属(公式ページで確認)話した分野
北村滋さん北村エコノミックセキュリティデリスキング時代の企業制度改革(プロの眼)、H3打ち上げと安全保障
尾木将士さん日本生命NY投資現地法人NY市場(GPUレンタル価格とAI需要)、アメ株Update(世界の金利高と信用不安)
柴田秀樹さん東海東京インテリジェンス・ラボ為替(原油輸入額の拡大と円安)
壁谷洋和さん大和証券株価見通し(高金利下での米国株)。番組の最後のコメントも

💬 そのほかの解説(担当分野ごと)

NY市場:尾木さん(GPUのレンタル価格とAI需要)

  • 19日の米国株は、まちまち。12週間下落が続いていたAIインフラ関連株が反発し、相場を支えました。テクニカルな要因に加え、米国が2027年に向けて強気のデータセンター建設の見通しを示したことが、センチメント(気分)の改善を後押しした、との見方です。
  • AIの需要を見るうえで、GPU(AI向けの半導体)のレンタル価格に注目しています。AIの開発・運用には大量の計算能力が必要で、クラウド事業者からGPUを借りている企業が多いためです。エヌビディアの高性能GPU(B200など)を中心に、価格の上昇が加速しています。
  • GPUの供給も増えているのに、価格が上がる最大の背景は、AI向けの計算需要が、供給能力の拡大を上回るペースで増えている可能性があること。推論(AIを使う処理)や、追加の学習といった需要が急増する一方、データセンターや電力設備は、整備に時間がかかります。
  • AI投資の過熱を心配する声はありますが、レンタル価格を見る限り、AIの成長ストーリーは崩れていないとの見方です。今後は、GPUの稼働率と、AIサービスが実際に収益につながっているかに注目する、とのことでした。今週から始まるハイテク企業の決算が、焦点です。

アメ株Update:尾木さん(世界の金利高と信用不安)

  • 年初からの10年債利回りの上昇幅は、フランスが約124ベーシスポイント(1.24%)、米国が約90ベーシスポイントなど、世界で長期金利が大きく上がっています。背景には、各国の政策金利の見通しの修正があり、原油などの価格の上昇も押し上げ要因です。
  • 欧州債務危機の再来か?:ドイツ国債との利回り差を、過去の危機と比べると、当時は数百ベーシスポイントに広がった国もありました。今回は、フランスが約53ベーシスポイント、そのほかの国やギリシャは約20ベーシスポイントにとどまります。波及は限定的で、現時点では、欧州全体の信用危機というより、フランス固有の問題、と見ています。ただ、2027年4月の大統領選挙まで、政治と財政の不透明感は強いと予想しています。
  • なぜ、金利が上がっても米株は堅調か:S&P500の予想1株利益(EPS)は右肩上がりで、利益が増えることで、予想PER(株価収益率)が下がり、割安感が出ています。AIの拡大と堅調な企業業績が、金利上昇による株価の押し下げを吸収している、という見方です。
  • AIの信用不安:信用力が低い企業向けの社債(ハイイールド債)のリスクプレミアム(上乗せ金利)は、足元で上昇しています。ただ、コアウィーブの信用不安は、AI事業の衰えではなく、金利上昇による資金調達コストの増加と、巨額の設備投資に伴う負債への懸念が主因で、現時点では、他へ波及する可能性は低い、とのことです。
  • 見通し:米10年債利回りは、さらに上がるというより、5%を下回って低下していく可能性が高い。中東情勢の沈静化や、投資家の損失確定の一巡、米財務省の国債の管理による上昇の抑制への期待が、背景です。11月の中間選挙は、上下両院とも民主党になる可能性が高まっていますが、経済への直接の影響は限定的、との見方です。
  • 株は、年末のS&P500を8,500ポイントと見込んでいます。引き続き、AI・半導体関連が相場をけん引する、という予想です。ただし、金利上昇のスピードと、企業利益がその影響をどこまで吸収できるかが、重要になります。

為替:柴田さん(原油輸入額の拡大と円安)

  • この日のドル円の予想レンジは、157円80銭〜159円30銭。実需の売りが下値を支える一方、介入への警戒感や、フランスの混乱によるユーロ円の売りもあり、158円台を中心に、神経質な値動きになりそうです。
  • 注目ポイントは「原油輸入額の拡大で、円安が加速も」。日本の8月の原油輸入量は1,236万キロリットルで、昨年の平均を上回りました。中東からの輸入が約40%減った一方、米国、カナダ、メキシコなどへ、調達先を広げています。
  • 原油価格の高止まりに加えて、北米産の輸送コストも高く、輸入額が膨らみやすい状況です。8月の貿易収支は、7か月ぶりに1兆円を超える大幅な赤字でした。
  • 過去に、貿易赤字が10兆円を超えた年(2013年、2014年、2022年)は、いずれも大幅に円安になりました。この間のドル円の動きは、約86円台→105円台(約22%)、約100円台→121円台(約21%)、約113円台→151円台です(3つ目の上昇率は、放送では「13.4%」と聞こえましたが、確度が低いです)。
  • 今後1年で、貿易赤字が10兆円を超える規模になれば、過去の事例を当てはめると、ドル円は190円程度まで押し上げられる計算になる、とのことです。ただし、半導体などの電子部品の輸出の伸びが、赤字を一部相殺する見込みで、イランと米国の和平交渉が進めば、原油価格の下落で、赤字の拡大は抑えられます。それでも、中東情勢がすぐに和らぐ可能性は小さく、円売りが強まる可能性は高いとみている、という結論でした。

株価の見通し:壁谷さん(高金利下での米国株の行方)

  • 一般に、金利が上がると、株の相対的な魅力は下がります。予想PERの切り下げを通じて、株価にはマイナスと考えられています。
  • 米10年の実質金利と、S&P500の予想PERは、おおむね逆に動く傾向があります。年初に約22倍だった予想PERは、その後の金利上昇で、足元では19倍台まで低下しています(聞き取りが不確か)。
  • ただ、PERの下がり幅は、金利の上がり方に比べて、限定的です。その理由は、AIを起点とした利益成長への期待が、強いためだ、という説明です。
  • 「株式の益回り(PERの逆数)から、実質金利を引いた」イールドギャップは、米国の潜在成長率との関係では、やや大きく乖離しています。額面どおりなら、割高にも見えますが、マーケットが、AIによる将来の利益成長の加速を、すでに織り込んでいる可能性がある、と見ています。
  • 焦点は、今週からのハイテク決算です。AIを起点とした利益成長期待が、続くと判断できるかどうか。来年以降も大幅な増益が見込めれば、株価は取り戻す。怪しくなれば、これまで業績期待に隠れていた、金利高によるPERの低下圧力が、表に出やすくなります。壁谷さんは、前者のシナリオが、依然として有力と見ています。

番組の最後のコメント(北村さん・壁谷さん)

  • H3ロケット打ち上げ(北村さん):安全保障の専門家として「本当に良かった」。情報収集衛星は、これまでH2Aで上げてきましたが、「H3では、まだ上げていないと承知している」。今後、安定して打ち上げに成功すれば、期待が持てる、との話でした。大型衛星の打ち上げは、国家安全保障の観点でも、極めて重要な課題とのことです。
  • データセンター・クラウドの認証制度(北村さん):政府が、データセンターやクラウドの安全性について、認証制度を設けるという、日経新聞の報道について。「届出」や「許可」に比べて、規制の度合いが低い方法がとられたことは、よいことではないか、との見方です。
  • 米国の住宅指標(壁谷さん):今週、米国の9月の住宅着工件数が発表されます。金利高の中でも、企業のAI・データセンター投資や個人消費は堅調ですが、住宅は、金利高の影響を、はっきり受けている。住宅ローン金利の高止まりが、購入を抑えているためです。焦点は、この弱さが、個人消費などほかの分野に広がるかどうかと、のことでした。
  • 日経ヴェリタスのアンケート(壁谷さん):市場の専門家への調査で、回答者の7割が「AI相場の再開」と、来年3月末までの株価の最高値更新を予想した、とのこと。お金の向かう先は、いまのところ、AIを起点としたところにある、という市場のコンセンサス(共通認識)を認識しておく必要がある、と話しました。

📰 そのほかのニュース(抜粋)

項目内容
H3ロケット10号機JAXAが、火星衛星探査計画「MMX」の探査機を搭載したH3ロケット10号機を、種子島宇宙センターから打ち上げた。探査機は分離に成功し、予定の軌道に投入された。MMXは日本が主導する国際共同探査で、火星の衛星「フォボス」に着陸し、試料(砂など)を採取して持ち帰る、世界初の挑戦。地球への帰還は2031年の見込み
フランスデモの一部が暴徒化(放火や略奪)。ルーブル美術館の入り口を、デモ隊が占拠する場面も。パリの一部やリヨンなどで、夜間外出禁止令。10年債利回りは5%近辺
米中露の首脳会談ロシアのペスコフ報道官が、米・中・ロの首脳会談の可能性を、具体的な合意はないものの、関係者が協議したと説明。トランプ大統領は前向きな姿勢で、「実現すれば貿易なども話し合う」と述べた。11月に中国で開かれるAPECに合わせた打診と報じられている
米国の住宅全米住宅建設業協会(NAHB)の10月の住宅市場指数は29。前の月から3ポイント低下し、市場予想を下回って、約14年半ぶりの低水準。10月に値引きした建設業者は、2020年以降で最多の43%
イーロン・マスク氏SNSで、スペースXの株式を、来年、米国のすべての子どもに1株ずつ贈与する考えを表明。一部のメディアは、18歳未満が約7,200万人であることから、現在の株価で約105億ドル(約1兆6,000億円)と伝えている
インドネシア株MSCIが、インドネシアを「新興国市場」の分類から外す可能性を示したことをきっかけに、先週末から急落。16日と19日の2日間の下落率は、1998年のアジア通貨危機を超え、過去最大。取引が自動的に止まる下落率の基準を、15%から7%に変更
中国のGDP7〜9月期は、前年同期比で4.5%増。輸出は好調だが、消費や投資が弱く、政府の通年の目標(4.5〜5%)の下限ぎりぎり。国家統計局は、内需は「徐々に改善している」との認識
消費税減税の財源高市総理が、参議院の予算委員会で、食料品の消費税減税の財源について、「国債の発行を否定するものではない」と答弁。これまで「特例公債に頼らない」としてきた方針の転換とも受け止められたが、同日夜、Xで「特例公債に頼らずに確保する方針に変わりはない」と説明した。衆議院では、消費税減税の関連法案が審議入りし、与野党の議論が本格化する
三菱電機と鴻海自動車機器の事業で、台湾の鴻海精密工業と提携。子会社の三菱電機モビリティの株式50%を、2027年10月までに、1,150億円で鴻海へ譲渡する。2030年に売上高1兆円を目指す
ジェトロ外部からの不正アクセスを受けて、17日からホームページを一時停止。復旧の見通しは立っていない
帝国データバンクの調査情報漏えい(または、その可能性のある事案)が起きたことがある企業は16.2%。「わからない」と答えた企業も14.8%
サウジアラビア「砂漠のダボス会議」と呼ばれる国際投資会議(10月26〜29日に、リヤドで開催予定)が、来年に延期。中東情勢の緊迫が、背景とみられている
台風30号大型で猛烈な勢力。22日には沖縄の南、23〜24日には、石垣島など先島諸島に、非常に強い勢力で接近するおそれ。沖縄では、明日から高波に警戒が必要

特集:「企業価値担保権」の現場

  • 不動産などの担保によらず、企業の将来性を見て融資する「企業価値担保権」が、5月に制度化されました。技術やノウハウ、事業計画など、目に見えない強みが評価されます。
  • 鹿児島県垂水市の芋焼酎の蔵「健土」が、この制度で、地元の銀行の支援を受けることになりました。評価されたのは、原料のさつまいもの栽培から製造までを、一貫して行う独自の事業モデルと、地域からの支援です。
  • 金融庁によると、すでに50件以上で設定が始まっているそうです。課題は、金融機関側が、企業の将来性を見極める力(目利き)をどう育てるかと、企業側の「担保を設定すると、信用不安を招くのでは」という懸念への、周知です。金融庁の幹部は、「将来性のある企業が使う制度で、信用不安とは正反対」と話している、とのことです。

📝 文字起こしの補正メモ

文字起こし直した表記確度注記
北村茂ファン/北村さん北村エコノミックセキュリティの北村滋さん高公式ページで確認(元国家安全保障局長との紹介は、放送で)
リスキリング時代/デリスキングデリスキング(de-risking)高公式のタイトルは「デリスキング時代における企業制度改革の本質」。「リスキリング(学び直し)」とは、別の言葉
日本生命ニューヨーク投資現地法人の織さん/小木さん日本生命NY投資現地法人の尾木将士さん高公式ページで確認
東海東京インテリジェンスラボの柴田さん東海東京インテリジェンス・ラボの柴田秀樹さん高公式ページで確認
大和証券のカメラを博さん/かやさん大和証券の壁谷洋和さん高公式ページで確認(読みは未確認)
H 3ロケット15機H3ロケット10号機高公式のニュース記事で確認
火星衛生探査/火星の衛星保護/狩猟の持ち帰り火星衛星探査/火星の衛星フォボス/試料の持ち帰り高公式のニュース記事で確認
経済安全保障系ガイドライン/計算安全保障経済安全保障経営ガイドライン高公式のあらすじで確認
自立政府可決性/自立性・不活性自律性・不可欠性中文脈と、次の説明(「事業を続ける」「優位性を維持する」)から。ガイドラインの用語と推測
経済的狂人性/広島のG 7サミット経済的強靱性/広島G7サミット高2023年の声明の話
クラウンJL/クラウンジュエルクラウンジュエル中「企業にとって最も大事な技術・資産」の意味と推測
牧野ブライス/AP 10(記載せず)低聞き取れず。意味が確定できないため、記事には書いていない
Jシスター(記載せず)低認証制度の例とみられるが、名称が不確か。記事には書いていない
鴻海/本杯精密工業鴻海精密工業高公式のニュース記事で確認
ブルズファーゴ/JP、モルガンウェルズ・ファーゴ/JPモルガン高
オルガンスタンデーモルガン・スタンレー中目標株価の引き上げの話から
コアウェイブ/コアウィグコアウィーブ(CoreWeave)中新興のクラウド事業者
ダウ「5万1966」、S&P500「7690」と「7698」5万1,966ドル、7,698中S&P500は、読み上げが2回で違った。2回目を採用
10年祭利回り5.1。4%/2年祭4.7。7。6%10年債5.14%台/2年債4.77%台中小数点の読み上げが乱れている。2回目の読み上げ(5.14%、4.77〜4.78%)から
予想PR「22倍→1。9倍」予想PER 約22倍→19倍台中PERの「PR」は聞き間違い。「1.9倍」は19倍台の意味と推測
貿易赤字10兆円超の年のドル円「13.4%」113円台→151円台(上昇率は不明)低113円→151円なら、約3割強。放送の数字は、聞き間違いか、言い間違いの可能性
ジョーカーに病院上下両院中中間選挙の話。文脈から
日経ベリタス日経ヴェリタス高
NahbNAHB(全米住宅建設業協会)高
mscianMSCI高

※この記事は、番組の内容を、自分の言葉でまとめたものです。数字や人名は、文字起こしからの推測を含みます。投資の助言ではありません。

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